システムエンジニア
所属:フロンティア戦略部
2012年入社
経歴
インタビュー
interview
仕事内容
私がこれまで携わったプロジェクトは、それぞれ以下のものがあります。 ・分散台帳技術(DLT)を用いて証券ポストトレードにおける非効率性の解消を目指す「B-POST」 ・上場会社の開示資料を用いて決算発表など財務用語に強い機械翻訳モデルを作るための「東証適時開示コーパス」の作成 ・個人投資家にプロ投資家と同等の金融データを提供し日本の個人投資家に数量的分析を用いた投資手法を広める「J-Quants」 ・ブロックチェーン基盤を活用した社債型セキュリティ・トークンである、「グリーン・デジタル・トラック・ボンド」 この中で特に印象に残っているものとしては、「J-Quants」です。このプロジェクトは立ち上げから現在に至るまで携わることができ、役割としてはプロジェクトの企画を行うだけでなく、エンジニアとして実際にAPIを構築する等、手を動かす要員としても活躍できたと考えています。
「B-POST」「J-Quants」「「グリーン・デジタル・トラック・ボンド」」について知りたい方はこちら
私から見たフロンティア戦略部
フロンティア戦略部の業務内容や働き方についてはとても満足しています。その理由としては大きく2つあります。 一つは私自身新しいことがとても好きで、フロンティア戦略部は名前のとおり新しいものを調査しチャレンジしていく部です。仕事の内容においてもこれまでの取引所では行っていなかったような新しいプロジェクトに携わることができ、日々成長を実感しています。 もう一つは自律した自由な組織であるというところです。働き方についても基本的にはかなり個々人に任せられていて、自由に働くことができています。 悪く言えば基本的にルーティンの業務があるわけではないため、もし日々何もしなければ何も起こりません。 また、自律といっても自分ひとりだけで仕事をしているわけではありません。頼りになるメンバーもいますので、日々切磋琢磨しながらディスカッションを行い、活気あふれる職場で仕事ができています。
キャリアビジョン・目標
私は約十年前に東京証券取引所に入社し、最初はデリバティブの売買監視等の業務をしていました。 その後はシステムの運行統制を行う部や関連会社への出向を経て、フロンティア戦略部で現在勤務しています。 業務部門への配属やシステム部門への配属、また関連会社への出向の中で、それぞれ数年ではありましたがいろいろなことを経験させていただきました。 また、元はいわゆる文系でしたが、自身としては直近で社会人大学院へ通い、情報系の修士号を取得しました。 そこで得られたプログラミングやDXについての知見を活かして、今後はプログラミングやDXを理解している人材として、アンテナを張り巡らせながら、日々新しいことに挑戦していくことが目標です。